大学時代の１番の思い出といえば、体育会での活動に明け暮れたこと。

入学式の当日いわゆる勧誘があちこちで行われていて、田舎から出てきて一人暮らしを始めた私には、知り合いがいるわけでもなく、声をかけられるままについていった先が「アーチェリー部」でした。

アーチェリーと弓道の違いがわからない方もいるかもしれませんが、アーチェリーは弓が金属製で的を狙う部品がついています。
弓道は竹やカーボンで作られた弓を使います。的の大きさや点数も違います。

なかなか会うことは難しいですが、今でも当時のメンバーとはいろんなやり取りがあります。
それこそ、いろんなハプニングも苦しかったことも、楽しかったこともたくさんの思い出があります。
なんでアーチェリーだったか…とっても単純で、勧誘の時に弓矢で風船を割ったのが楽しくて、ランニングもないと聞いたからです（走るのが苦手なので、走らないなら…と思ったのですが、のちに走らされることが判明）。

春と秋には合宿にも行き、試合や他大学との交流戦など、濃密な時間を過ごしました。
今も当時使っていた弓矢が手元にありますが、今では作られていないＹＡＭＡＨＡ製。ピアノやバイクのイメージが強いかもしれませんが、20年ほど前には弓も作っていたんです。
時々、またやってみたいなと思うこともありますが、どこでもできるスポーツではないので、重い腰はなかなか上がりません（笑）。

来年に延期になった東京オリンピック。大学時代を思いだしながらテレビ観戦できる日を楽しみに待ちたいと思います。