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大学時代の思い出 その2

2020/9/5 土

大学時代の思い出でもあり、アナウンサーの夢をかなえるため通ったのが、大阪のアナウンス教室。
大学3年生から通い始め、大学4年の秋に辞めてしまいましたが、当時教えていただいたことが私のアナウンサーとしての基礎になっています。
とにかく厳しい先生で、教室に入るための面接から「うちは厳しいですよ。ほんとに続けられますか?」と念を押されました。その時はアナウンサーになりたい一心で「大丈夫です!」と宣言して通うことを許されたものの、確かに厳しかった(笑)
右も左もわからない状態で、基礎もなっていないスタートですから、「声が小さい!」「あなたのしゃべりは眠たくなる!」と言われ放題でした…
それもこれもアナウンスとは何か、どうすればより伝えられるか、アナウンサーになってほしいという先生の熱意があってこそなのは、社会人になってから本当にわかった気がします。
自分の弱さからアナウンサーの内定をもらう前に辞めてしまったことが、今となっては惜しいことをした、と思いますがそれも巡りあわせだったのだと思います。

週に2回教室に通いながら、夏には合宿にも参加させてもらいました。
海辺のペンションで朝から海に向かって発声練習!道中のバスの中でも教室生のいいところを発表しあったり、夜にはそれぞれがアナウンスや特技を活かした出し物を披露する宴会があったり…緊張感もあり、楽しさもある、忘れられない思い出です。

もちろん夢はアナウンサーですから、教室生のみんなと情報交換をしながら試験に臨みました。もう相手は覚えていないかもしれませんが、同期や先輩・後輩もたくさんテレビ・ラジオのアナウンサーになっています。

アナウンサーの仕事って技術ももちろんですが、先生から言われた言葉の中で「その人の普段の姿や人柄がカメラを通すと透けて見えるから、普段からきちんとするように」ということがとても印象に残っています。
ハプニングや生放送など、ふとした時に普段の言葉遣いやしぐさなどがでてしまうことを仰ってたのかなと思いますが、これも仕事をしてから気づいたこと。

たくさんの技術を教えていただき、学ばせてもらった経験は私の宝物です。

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